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裏庭散歩 自然探索 4月 メープルシロップ

 

メープルシロップは、楓(かえで)からとれる甘いシロップです。

 

北米でのメープルシロップは、カナダで一番多くとれます。アメリカでは、バーモント州が一番の産出地となっています。

 

このメープルシロップは、1年のうち、昼間暖かく夜の冷え込みがきびしいとき、つまり、昼と夜の温度差が大きいときにとれます。気圧の違いから木の中のシロップが外に押し出されるためです。

 

ニューイングランドでは、3月から4月にかけてメープルシロップがとれます。

 

昔は、一本ごとに、郵便受けのような缶をくくりつけて、毎日液をそこから採りました。そして、たくさんの液がたまると、ぐつぐつと長い時間煮つめて甘いシロップをつくりあげました。

 

このごろは、昔のような缶をみかけることはなくなりました。

下の写真をご覧下さい。

 

 

 木にぐるりと巻きつけてある青いチューブは、何本もの木にはりめぐされています。

 

そして・・・。次の写真をみると、大きな容器にそのチューブが差し込まれているのがわかります。この容器に、すべての液が流れ込みます。 

 

 

大きなこの容器にたまった液は、このまま食べても甘みが薄いので、40分の1にまで煮詰めます。すると、店頭でみかけるとろりとしたものになります。

 

今、自宅で煮込む人はあまりいなくなりました。シュガーハウスというところに持っていくと、大きな機械にそれを入れメープルシロップを煮出してくれます。40分の1まで煮込むのですから、シュガーハウスから立ち上る水蒸気は驚くばかりの勢いです。

 

出来上がったメープルシロップは、色の薄いものが高級品とされています。それでも、色の濃いシロップも少しくせがあるのかもしれませんが、十分おいしくいただけます。シロップは、大抵は、ホットケーキやアイスクリームにかけて食べます。

 

まだメープルシロップを味わったことのない方は、一度どうぞお試しください。自然の甘さとはこのようなものかと感激すること、請合います。

 

(上の2枚の写真は、3月下旬のものです。)

2008年4月7日

左の写真は、除雪車がはいってこない山の道です。3月下旬ですが、あたりは、雪と氷で覆われています。それでも、昼間は、1月2月は氷点下25度~15度だったものが、約ゼロ度まで気温が上がります。